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風邪の患者さんに告ぐ

インフルエンザの流行も落ち着き、なんだかんだでも、温かくなってきたこの頃です。

減るかと思いきや、風邪(原因病原体不明の上気道炎)が治りません。

最近はインフルエンザは殆どなくなりましたが、風邪は減らない感じです。というより治らず当院へ再来というケースが増えています。

 特に目立つのは、①十分に改善していないのにさらに次の感染症を被って来院される方、もともと②喉咽頭腔に問題があって改善しない方が結構いらっしゃいます。

 ①につきましては、日本人だから仕方ないのですが・・・・・勤勉なんですね?それとも職場の環境がおいそれと休養を許してくれないのかな?風邪薬を処方すると、それなりに症状は軽快しますので、治ってきたと勘違いしてガンガン仕事してしまうんですね~、、、、。処方した薬がおわると、症状がまたぶり返して(当たり前です!)再来されるのでした。ここで「まいどあり~」って言ってしまえばいいのにね~、当院では怒られてしまうのでした。「あんた、身体を十分に休めてあげなかったでしょう」って怒られるのでした(๑`^´๑)プンプン‼‼。「当方としては、体調を悪化させるために症状を緩和してあげてるんじゃないんですよ~」って・・・・まあ仕方ないんですけどね~、治療をする医師もさみしい思いをするので、風邪の時はしっかり休んでください( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ナメコ。それと、改善早期に上気道の再感染を繰り返す方もおおいです。例えば、手を金槌でたたいて腫れている手を治りきらないうちに、もう一度たたけばさらに痛いし腫れもひどくなりますよね・・・・。それを、喉でやってくれるんだな~。最近外来で常に当方の説明は一貫しています。風邪は治った後のほうが重要ですよ~って説明するのです。できるだけ十分に喉が治りきる時間を作ってあげると、次の感染を防いだり、軽くしてくれえるに違いないのです。当院では、処方した薬を飲み切った後が本当の戦いが始まるのでした~(❤╹ω╹❤)ワーイ ワーイ♡。

とにかく、うがいとマスクをしていただく事が重要ですのでよろしくね~(о´∀`о)アーン(*´Д`*)。

 ②はなんぞや・・・・・結構風邪を繰り返す人の中に、a咽頭腔が狭い方、b扁桃腺のでかい方、c口を開けて寝ている方なんかは治らんな~( ̄◇ ̄;)。aは、申し訳ないですが、お母さんのせいでしょうか(⦿_⦿)。咽頭腔が狭い方は、喉を寝ている間に乾燥させてしまいます。乾燥させてしまうと、粘液内に存在する抗体である分泌型IgAが存在できなくなります。さらに感染した痰などを外に押し上げる咽頭粘膜の繊毛運動を妨げてしまいます。ばい菌を排除したり、喉の炎症、粘膜の傷を修復するためにも喉の乾燥は非常によくありません。喉の粘膜が乾燥して無防備の状態となってしまうのです。だから、、マスクをしてくれ、、、了━d(*´ェ`*)━解☆。あと、特に寝る前のうがいを忘れずに・・・・・。うがい薬は何でもいいですが、イソジンは効果が水道水に負けているのでNGですね(@_@;)。浜松医大のデーターでは緑茶>食塩水>水道水の順でいいようですよ~ヾ(⌒▽⌒)ゞ。またこのような、感染が改善しにくい人、要は風邪の治りにくい人は鼾をかいていないか?寝ている間に息が止まっていないか十分に注意が必要ですよ~。本当はこれらの人の中にかなりの数の睡眠時無呼吸症候群の方が隠れていると推定します( ̄◇ ̄;)。(実はこのSASの診断治療には色々の問題があり、皆さんのご理解も必要です。後日、別にお話ししますね~。)

 と・・・なんかまとまりないですが、参考になったら参考にして、風邪ひきを繰り返さない春を満喫してくださいな。当院では皆さんを怒りながらも、治療に試行錯誤して対応していきます。懲りずにご利用お待ちいたします・・・・*-ω-)ノ" オヤスミー♪。

りうくんと娘・・・・

案外なかよし・・・・

最近患者さんのお子さんとも接近遭遇が時折あります。

 
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