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紹介は戦いなんです。

今日は紹介状の裏側に隠れた深層心理について私見を展開します。危ない内容もあるので心して読むように( ´艸`)たのしみ~

まずその前に、私の最近ハマっている音楽をご紹介。

クラブシーンで話題のトラックメイカー、

PSYQUI(サイキ)

当院で行っている医療は、呼吸器疾患以外はあくまでも総合内科医として仕事が主体です。

総合内科医ってなんだ?おいしいの??(ノ'ω')ノわーい

全然美味しくくありません(`・ω・´)キリッ

なんでも一通り知っている、やればやれる!!ってことは、何にもできないという事と一緒なんです。そうです、専門領域の先生に勝てるはずないんです。無理して「俺やれるから」っていうのも一つの選択ですが、主治医としてその患者さんの事を一番知っている自分が治療を行うことがベストなことも稀にありますが、やっぱ患者さんのためには自分より上手に治してくれる先生に紹介する事になるんです。合併症が多くて、集学的治療(内科・外科・他専門家が集まって一人の患者さんの診療に当たるケース)を必要とするケースでも、高齢者なんかはうまく協力が得られない事なんか結構あります。そんな場合には「ばっきゃろ~」って自分で抱えることもあったりしましたけどね(´;ω;`)

だから、悔しいんだけど僕の仕事は、できたばかりの小さな不幸の種を見つけて、紹介状という武器を使って、その状況にあった、最速で最良・適切な紹介先にアウトソーシングする事なんです。

紹介状は、適当に何でもいいから紹介すると、紹介先の先生が紹介の意図が理解できずに、狙っていた治療が行われない事も多々あります。紹介状の内容は極めて重要なんです。失礼のないように、且つ焦点がぼけないようにきっちりと意図を伝えないといけません。

良く皆さんは僕に言いますよね?おいらはあそこの先生が好きだから紹介してくれ~って高次医療機関への紹介をいとも簡単に依頼してくる患者さんもいますが・・・・・フザケンナ凸(゚Д゚#)・・・・・ 

紹介状は少なくとも僕にとっては魂と一緒です(`ω´)キリッ

紹介は紹介先の先生と、紹介元である僕との上下関係のある信頼関係でで成り立っています。

紹介される先生は、常に自分の領域で最高の仕事をしようと考えています。その傾向が強い先生は、自分の領域以外の紹介は嫌いますし、間違った?的の外れた?私情による紹介?は極めて論外!!なんです。

救急対応の現場もそうですが、紹介して何もなかったら・・・・・・・たびたび何もない人を救急病院に紹介すれば、救急担当の先生ってどう思いますかね?そうです・・・・「あの医療機関からの紹介ははずれが多いからな~」って言わせたら、終わっちゃうんですよ(ฅ`ω´ฅ)。

次からの紹介では、ベストな対応をしてくれない事も考えなくてはならないんです。紹介の判断自体外してはいけないんです。紹介先に僕の判断を信頼してもらってこそ、最小限の検査や最短の時間で患者さんたちにより良い医療を提供できるんです。

そうです、浮ついた紹介はできないんです。それは、これから本当に重大な問題を抱えて当院に来院される患者さんのために、病診連携は僕にとって戦場なんです。

どうしても、主治医として当院の意見を反映する必要がある場合であれば、少しかまをかけるように病状を強調したり、この病気であった場合はやばいからとか、駆け引きをかける場合もあるんです。嫌われますけどね;^ω^)。紹介先にプレッシャーかけることになりますからね(∵・ω・)サーセン。

紹介した患者さんの診断が違っていれば落ち込んだり、紹介先の「当院の通信簿」はどうなってるんのかな?とりあえず、おかげさまで紹介には現状困っていませんが、これからもここを戦場と考えて医療を行っていきます。ご協力・ご理解お願いします。

さて、今日のりう君です。

勉強はさせん!じゃましてやるw

やだ!どかないよ~

しかたないな~。テレビと表情が被っているのはわざとです@@;

 
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