top of page

コロナ感染症の院長のまとめ

さてさて、またもや期間が空いてしまいましたが、前回投稿も希望的観測がはずれてしまい、これは日本国内にもすでに拡散してしまっている状況だったという事ですね。

2週間以上にも及ぶ発熱観察期間に、安部ちゃんはやはり考えていたんですね。オリンピックは延期です。これは当たらずとも遠からずの予測でした。うふふふ(о´∀`о)ネーネー

おっと、関係ないのですが、院長は半年前から「ゴエティアクロス」というオンラインゲームにはまっています。ガチャが緩いのでスーパーレアが出やすいので、無課金でも結構楽しめます。

このゲームは、ソロモン72柱の悪魔たちを主人公として、堕落した人間を撲滅しようとする本来の神と生き残った人間と悪魔連合軍が戦うというストーリー・・面白くない?簡単なRPGですね(^-^ )

さあ、まとめましょう。コロナウイルスww

まず重要なことは、箇条書きで行きます。

1、コロナウイルスはすでに国内のどこにでもいます。が、それほど多いわけではなく、散在性であることから、クラスター感染としての注意対応と考えられます。東京など人口の多い地域から広がらないように考えないといけません。しばらくは人の多いところにはかかわらないようにしてください。パーソナルスペースは2mで、他人の2m以内に近づかないのが良いです。

2、不顕性感染が多い。わけですが、もしも、無症状の感染者が、媒介していたとしても、感染力はそこそこありますので、周囲にこじらして肺炎を発症する人たちが出てくるはずです。要は肺炎の有無がむしろ問題で、いかに早い段階で肺炎をとらえられるかが勝負ではないでしょうか?日本で感染が広がりきらない理由に外国と比べて検査が早く、特にCTが簡便に受けられる事が挙げられています。

3、有効な検査がない。ここが問題でコロナ感染を判断する方法がありません。理由は免疫学を使った抗体系の検査キットがありません。煩わしい遺伝子検査PCRでのみ診断可能ですが、もともと痰の少ない咳を主体とする症状のコロナ感染においては、実際にウイルスを含んだ喀痰検体・鼻腔粘液検体が採取できない可能性が存在します。つまりコロナ感染でありながら検査は陰性と出た患者さんたちが大手を振ってひろめるわけです。また、検体採取の際に感染リスクが非常に高いので、検査の頻度が多いこ自体が感染拡大の原因ともなりうるわけです。これにはまったのが、全例検査を掲げる韓国やヨーロッパ各国ということになります。また中途半端にコロナ陽性がでた軽症患者・無症状患者が病院を占領してしまい、医療崩壊が起きているのです。高齢者がバタバタ死んでいます。

 追加ですが、日本の感染対応が正しかったわけではなく、検査が十分にできなかったいうことが結果的に、無意味な医療資源の無駄遣いを回避できたという事です。威張れません。90%以上の陽性率の検査キットはよつくれや~!!無理だけど・・・

4、治療はありますが、制限がきつくて使えません。政府が抱えています。

 現在有効として確定しているのがファビピラビル(アビガンR )があります。もともとは、鳥インフルエンザ用に作られて備蓄されていた薬剤ですが、実際にエボラ出血熱・コロナウイルス感染に有効なことが分かっています。が、やはり検査がないことが問題です。診断が確定しないので処方できません。盲目的に処方すると、薬剤が足りないばかりか、耐性獲得され効かなくなってしまいます。

とても残念なのは、コロナ感染は接触後、多くは5日程度で発症、2w程度発症リスクがあります。発熱後、多くの症例は肺炎に至るまで7~10日ほどの期間があります。この期間に治療がなされれば、死亡率は限りなく0になる可能性が高いと院長は考えています。つまり、疑いの段階で他に何かできないか?ここが実地の臨床医の腕の見せ所でしょうか?

 例えば、シクレソニド(喘息に使われるオルベスコRという吸入ステロイド薬)ですが一応コロナ感染から発症した肺炎(ARDS急性呼吸促拍症候群)に対して有効との報告もありました。ウイルスは抑えられないですが、肺炎は抑えられる可能性は否定できません。そんなら点滴でステロイド入れたほうがいいきもするんですが、、、。これは単なるステロイドホルモン剤ですので、他の吸入ステロイド薬も有効な可能性が高いと思われます。違うといえば、オルベスコの定量噴霧器の性能が良く吸入粒子が非常に小さく肺の末梢まで届くところは考えられるかな?ということで、診断のついてないコロナ疑いの発熱患者さんにかぎり、吸入ステロイドを14日間の限定追加使用するという方法はありかな~・・・咳喘息なんて言ってどうでもいい診断名にステロイド吸入するよりはずっといい使い方ですよね!

まぁこんなかんじかな?

まとまりなくてすみません。今回はこれにて終了。

お知らせ
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
bottom of page